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題名:Re: 皆さん元気ですか? Part14 名前:テウス
2016/12/14(Wed) 23:52 No.3228 


みなさん、ごぶさた  テウスです
12月です、冬です、師走です。
そして今夜は満月。皆さん異常ありませんか? 少し異常をお持ちの皆さん、私も、ですから満月はかえって元気ですね。


ギリシャ神話ピグマリオンのお話。(ピュグマリオンとも)ギリシャ神話の中でも最も美しい話の一つ、と言われることもあります。  「マイ・フェア・レディ」の元ネタであり、原題。「ロリータ」の元ネタでも。

ストーリーは、、、
現実の女性に幻滅失望していた彫刻師ピグマリオンは、ある日、大理石で(象牙と言う話も)自分が理想とする女性像を彫り上げます。あまりに良くできたので彼はその彫像に恋をしてしまいます。愛するあまり、女神・アフロディーテにお願いして、本物の女性にしてもらいます。
神話の例によって、バージョンはいくつかあります。アフロディーテが彼に自分をモデルに作らせたとか、ベッドに持って行って(連れて?)一緒に寝たとか、彼は食事ができなくなったとか、、、

教育心理学の用語に「ピグマリオン効果」というのがあります。教師が生徒を愛すれば、生徒はそれに答えて、成績も良くなる、というものです。

ピグマリオンコンプレックスとは狭義には人形偏愛症(人形愛)、また、女性を人形のように扱う性癖も意味する、とか。S男性にはこんな人もいるかも。

絵画とストーリー
http://greek-myth.info/Aphrodite/pygmalion.html
ここに出て来る絵では(ジャン=レオン・ジェローム〈ピグマリオンとガラテア〉メトロポリタン美術館)彫像の両足はまだ白い大理石。

私が初めてピグマリオンと出会ったのは美術史の本に載っていた彫刻の写真。
http://cartelfr.louvre.fr/cartelfr/visite?srv=car_not_frame&idNotice=541
http://www.all-art.org/DICTIONARY_of_Art/f/falconet1.htm (このページのかなり下の方にあります)
彫刻:エティエンヌ・モーリス・ファルコネ 
この作品の解説に、「彫刻が人間に変わる瞬間を彫刻で表現する」困難を見事に実現していると、ありました。ここに矛盾・葛藤・倒錯があるんですね。
(この彫刻を探していて、意外なものを見つけましたので、次の機会にお話します。)
SMも倒錯と良く言われます。被虐や侮蔑が快感になると言う倒錯です(主にMさん)。でも、言葉による羞恥プレイみたいなことはノーマルなsexにもありますよね。日常・通常を少し逸脱したところに刺激と快感があるのですね。笑いも同様ですね。SMはそれがちょっと強くて、時には極端で。だけど、それは文学、絵画、音楽など芸術にも共通しています。例えば映画も、すべてではありませんが、日常はあり得ない物語を期待して見に行きます。実はみんなが期待したり、感じたりしている事が描かれているのですけど。
そんな風に考えて来ると、SMはそんな異常な事でもなく、ちょっと強烈な、ちょっとだけ極端なだけで、それは、日常を少しだけ超えた体験への願望なのかも。

では、また、、、


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